組織のリーダーは

<vol.6>

 

組織のリーダーは、

自らが良く思われたいという我執、

とらわれの気持ちを捨てねばなりません。

 

誤解してほしくないのですが、

決して冷酷非情な人間になれと、

言っているのではありません。

 

いかなる状況においても、

自分が率いる組織が、

達成しなければならない大義を、

見失わないだけの強さを、

持ってほしいということなのです。

 

~川上哲治の言葉~

 

現役時代は、『打撃の神様』と呼ばれた、川上哲治氏の言葉です。

禅への造詣が深い人だったようですね。

 

自分が率いる組織が、達成しなければならない大義を、見失わないだけの強さ

 

ある雑誌でJAL(日本航空)再生の舞台裏を読んでいた時にも、同じような言葉がありました。

元パイロットで現社長である植木義晴氏が、執行役員として社員の整理解雇にあたった時、その膨大な数と会社を去っていく仲間達への想いから、心が折れそうになったそうです。

 

その時、稲盛和夫名誉会長から言われたのが

 

『君の大義はなんだ?もう一度思い出しなさい』

 

この問いかけにより、絶対にこの会社を立ち直らせるという大義のもとに、操縦桿を置いたと語っています。

また、人間は大義をしっかりと背負った時、強くなれるとも言っています。

 

私もそうですが、人から嫌われたいとか、恨まれたいと思う人はいません。

川上氏が身を置いたプロ野球界と同様、組織を束ねる立場にある経営者や管理職も、厳しいけれど、結果が全てではないでしょうか。

 

かくいう私自身、社労士という仕事もそうです。

身につまされる重い言葉ですね