いくら厳しい規則を作って強制しても

<vol.12>

 

いくら厳しい規則を作って、家臣に強制しても

大将がわがままな振る舞いをしていたのでは

規則などあってなきがごとしである。

 

人に規則を守らせるには、まず自身の言動を反省し、

非があれば直ちに改める姿勢を強く持たねばならない。

 

~武田信玄の言葉~

 

 

 会社という組織に置き換えてみると、

従業員は、上司や経営者の日常的な言動、振る舞いを

見ていないようで、実はよく見ており、

敏感に感じるようです。

 

ずいぶん昔のことですが

従業員さんとの面談をする中で、社長への不満として上げられたものの中に

「身内びいき」をしているという訴えがありました。

 

 

社長の家族(子供)がある部門責任者として働いていましたが

子供である部門責任者の要望が

通常の社内ルールよりも優先され

その都度、現場が混乱するというものでした。

 

納期を見据え、計画的に仕事を進める中

突如出てくる部門責任者の要望を

社長自らが現場にごり押しし、割り込ませ、

混乱の種を蒔いているというクレームです。

 

 

社長にも言い分はありましたが

普段は、社内ルールを守れと言いつつ

社長自らがそれを破ってしまうという行為によって

従業員からの信頼、信用を失ってしまう結果となりました。

 

 

残念ながら、この会社は現在はありません。

 

 

中小企業では、経営者と従業員はとても近い関係にあります。

常に「見られている」という意識が必要なのでしょう。

 

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